公立高校無償化よりも高校入試を廃止せよ
私は、家庭教師を主な収入源としている。
民主党が掲げた「公立高校無償化」が現実となりそうだ。
私は中学校の現場を見ているわけではないが「中学入試」「高校入試」「大学入試」と並べると「高校入試」が最も意味が無いと感ずる。
数学(算数)を例にして言えば、小学から中学へは「算数」から「数学」になる。高校入試ではウエイトの高い「図形」分野に関しては高校教育では明確な「図形(幾何)」分野が少ない。
すなわち数学に限っても、中学と高校の垣根を外して、中高一貫の教育ができれば、スムースな教育ができると思われる。
それよりも、もっと不可思議なのが英語だ。
英語に中学英語と高校英語の線引きをしてよいのだろうか。いつも疑問に感じる。
「公立高校無償化」するなら、いっそのこと、教育全般を見渡して、高校入試を廃止して、中高一貫の教育を選択すべきだと思う。
まぁ、でも、ボディーブローのように効いてきている「ゆとり教育」のツケを解消する方が、たいへんかもしれないけどね。
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コメント
あんただいじょうぶか?
投稿: | 2009年12月26日 (土) 02時01分
僕は高校入試で中学の時にいじめられた人と別の学校に行くことで救われました。
受験をする機会は人を成長させるために大切なものです。チャンスは多い方がいいと思います。
中高一貫校に通っている人の中には進度が早すぎてついていけないという人も珍しくありません。
早い進度で簡単なエスカレーター式の試験で基礎のできてない高校1年生もいます。
家庭教師をなさっている方ならそんな生徒さんを大勢ご存じかと思います。
以上から、私は高校入試廃止に反対です。
投稿: hil | 2010年6月 7日 (月) 22時16分