日の感染者数が千人を十日続けたら万人になるよ、それでも国は何もしないんだね
東京都医師会の尾崎治夫会長は30日、記者会見し、新型コロナウイルスの感染確認者が全国的に増加していることに触れ、これを収束させるためには(1)法的拘束力のある休業要請を可能にする(2)研究にしか使えないPCR検査を実用化させる――ことなどが必要だと主張した。
尾崎会長は、そのためにはコロナ対策の特別措置法などの法改正が必要だと指摘。「東京都医師会から本当にお願いしたいのは、いますぐに国会を収集して、法改正の検討していただきたい。ここ何日間かの流れを見ていると、人口比で東京をはるかに上回る感染確認者が愛知、大阪、福岡、沖縄でも出ている。是非こうしたことを、夏休み中だからどうこうではなくて、本当にこういうことを、国会を開いて議論してもらいたい。私は今が感染拡大の最後のチャンスだと思っている」と語気を強めて訴えた。
きっと、都の医療体制は逼迫しているのだろう。
つい数日前まで、全国感染者数の過半数を東京が占めていたが、もう首都圏以外が主役になってしまった。おらが愛知県なんて、東京都の半分ちょっとの人口なのに、感染者数は都の半分を超えてしまった。都のように医療体制が整備されているとは思えない。
国は、緊急事態宣言で打撃を受けた、飲食業、観光業、旅客業に補填をするキャンペーンを張り出した。そして、どんなに感染者数が増えても、意地でも緊急事態宣言は出さないつもりのようだ。宣言を出さないのだから、特措法の改正なんて絶対にしない。
国はいったい何を守りたいのだろう。少なくとも国民の命ではないことは確かだ。
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