東大卒の中途採用よりも何処でも大学の新卒採用のほうが簡単だ安易に中退しないように
コロナ禍の影響で、全国の国公私立大のうち少なくとも190大学が、「経済的理由による退学・休学者」が今年度末に増えると予想していることが、朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」でわかった。
不況による学生の家計悪化が続き、今後、「経営が困難な大学が増加する」と予想する大学も回答者の8割を超えた。
今年のコロナ禍で、新入生がキャンパスに入れたのは、いったいいつ頃だったのだろうか。授業もほとんどオンライン化され、試験も無く、レポートだけで単位が取れるのであったのなら、学力や教養は身に付いたのだろうか。
就職予備校とまでは言わないけれども、日本社会が新卒一括採用を重視する限り、何某らの学校を出たほうが、就職に有利なのは間違いない。東大卒の中途採用よりも何処でもよいから大学の新卒採用のほうが簡単な社会なのだ。
キャンパス生活も無く、授業も無く、就職の支援も薄いのに、学費だけは変わらないでは、不満が溜まるのは当然だろう。
日本社会が、旧来の新卒一括採用を続けるのであれば、いっそのこと通信制の大学に入ったほうが、学費は各段に安くなるよ。一応大卒で新卒一括採用に応募できる。
でも、コロナが収束したとき、どんな者が社会に求められるだろうか。
おそらく、IT技術者と言っても、日本ではホームページを作成できる者か、データベースとサーバーを組み合わせられるくらいで、結構重宝されると思われます。
革新的な技術は要らない。既存の技術を操れるかどうかだけだ。
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