秋元康よ、ちとヤリすぎだぜ
AKB48グループ東京ドームコンサート ~するなよ?するなよ? 絶対卒業発表するなよ?~(DVD8枚組)が発売されます。もちろんBlue-rayも発売されます。どちらも2万円ほどのモノです。
秋元康さんよ、AKB48の主なファンは未成年でしょう。そいつらに2万円の出費をさせるとは、ちとヤリすぎじゃぁありませんか。
私は、中学生の頃は、TVに出る歌手のレコードを買っていました。高校生は黄金の昭和50年代後半でした。良質のJ-POPが現れてきた頃です。高校を卒業すると、J-POP(当時はニューミュージックとか言われてた)は輝きを持ち始めました。
こちらも黄金の1980年代です。CDの黎明期でもありましたが、レンタルレコードの全盛期でもありました。私は、幸せなことに良質のJ-POPを、ふんだんに聴くことができました。
秋元さんも、80年代は作詞家として輝きを放っていたでしょう。私が印象に残っているのは、稲垣潤一の「ドラマチック・レイン」です。
80年代も末期になり、J-POPに飽きた私は、JAZZに走りました。JAZZをひととおり聴いた後は、今度はクラシックにハマりました。ちょうど90年代半ばに超円高になって、輸入盤が格安で買えました。今も、主に聴くのはクラシックです。
でも、車に乗っているときは、J-POPを聴きたくなります。今や、J-POPは悲惨な状況で、聴くに耐えないモノがほとんどです。これも、優秀な作曲家を秋元さんが囲って、AKB48に楽曲を提供しているからでしょう。
2年連続で、日本レコード大賞を受賞したくらいですから、楽曲は良いと思います。私は、レンタル落ちの中古のAKB48のCDを買ってみましたが、これがレコード大賞かと思うと、複雑な気持ちになります。
AKB48ビジネスは、企画すれば必ず当たるモノだと思います。なんとかの投票権を付けたシングルCDは、熱狂的なファンが何枚も同時に購入していると聞きます。そして今回の2万円ほどの映像メディアの発売です。売れるとわかっているから商売をしたい気持ちが出るのでしょうが、ほどほどにしたほうがいいと思いますよ。
秋元さん、繰り返しますが、輝きを放った作詞家時代があったのです。晩年を汚すのはヤメにしましょう。
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